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もっと本物の料理を提供したい、もっと「美味しい」の笑顔を見たい。 長年働いていた飲食業界でその想いが高じた時、私はふるさと長崎の畑に立っていました。 ◎食材を作る“手” 例えば野菜。スーパーで一年中目にする様々な野菜の多くは、一定の栽培管理がなされ、基準に従って化学肥料と農薬も使われます。それは食の安定のためには必要なことです。 けれど、中には化学肥料や農薬を使いたくないという農家さんやもいらっしゃいます。土着の伝統品種を種作りから行いたいという農家さんもいらっしゃいます。 そうした方々の多くは、余計に手間のかかる作業に加え、しっかりした販売経路がない、地元直売所に出すだけで十分な値がつかないという状態の中にいらっしゃることが多いです。それでも、愛情と誇りと信念を持って、一日中畑にいらっしゃいます。 ◎料理を作る“手” 一方で、そういう食材こそ求めてらっしゃる方も多いと思います。 お子様のいる方、飲食店をされている方、自分のためにではなく大切な誰かのためだからこそ。 けれどもそんな食材って、いつでもどこででも買えるものではなかったりしますよね。 ◎二つの手をつなぐ ならば、私達がそのつなぎ手となり、それを運びたいと思いました。 生産者さんの手のぬくもりや生産地の匂いを届け、反対に 「ありがとう」や「美味しかった」を生産者さんに伝える。 私達ができることはそれくらいしかありませんが、手と手がつながれば、それを食べるあなたの大切な方も含めたみんなの笑顔が増えるんじゃないでしょうか。 ながさきミュージアムは、そんな笑顔の博物館でありたいと思っています。 「少ししかないよ」と笑う生産者の方から、無理を言って分けてもらってきました。